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水没した車は修理が困難な理由

2013年10月23日

昔では考えられない集中豪雨、いわゆるゲリラ豪雨が多くなった現代、予想もしない冠水した道路に入り込んでしまった為に、モーターボートのように水をかき分けて走る自動車や、完全に水没してしまった自動車をニュース映像で見る事が多くなりました。
あのように、例えば、シートの座面以上 もしくはシートの中程まで水没してしまった自動車は残念ながら修理不能と判断されます。
そのいくつかの理由として、エンジンルームの冠水による、エンジン内部への水や泥水の浸入、更に電装系の水没によるエンジン始動困難、制御不能が考えられます。
例えば 十分な乾燥後にエンジンが始動したとしても、エンジン制御のコンピューターの基板や、これらを繋ぐコネクターに水や泥水が入り込んでいた事で、次第に錆びや腐食が発生し結局は不動車となってしまう確率が高いのです。
また、シートの内部にも泥水が浸入している事で、いくら乾燥させても水の腐臭を取り除く事は難しく、シート交換によって対処するしか無いのが現実で、こうした費用は余程の新車で無いと割に合わないのがほとんどです。
水没の範囲でも、タイヤの中心部を越すくらいの冠水道路を走った場合、場合によって床面に敷かれたマット下に水の浸入が見られます。 この場合後日 水の腐臭で気付く事がほとんどですが、個人での対処としてシートを全て取り外しマットを剥がした上、数日かけて自然乾燥させるなら復旧が可能です。
すなわち、後日も安心して乗れる範囲の自動車の水没とは、この程度までが個人、若しくは安い費用で対処出来る限界と把握しておけば、豪雨の中や豪雨後の街中を、あのニュース映像のように運転される方も大幅に減る事でしょう。
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